初めての自動車教習の日 ドキドキするものです。
日本と違うのは、最初から路上で運転するということです。
ちょっと怖い気もしますが、この練習方法が、とても良い気さえします。
習うより慣れろ!といいますが、本当にそうかも知れません。
運転マニュアルはこの本(ドライビング エシェンシャル ブック)にすべて書いてあります。
細かいことまで書いてあり、読みやすい本でした。
Built up area (住宅・商店街)などは、時速30マイルですが
30マイルというのは、日本で言うと50Km以上ありますので、
結構なスピードだと言う事がわかります。
もちろん、天候や、人通りにあわせて、速度を落とし安全運転をしなければいけません。
イギリスにはナショナルスピードリミットという標識があり、
1車線道路で時速60マイル、2車線道路で70マイルです。
かなりのスピードです。
山の中もよくあります。
人通りが少ない所なのでしょうが、時々怖いと思う場所もありました。
先生は、まず、運転の基本と各自動車の装置の話をします。
そして、初心者が一番適した場所まで連れていき
そこで、はい!運転交換という感じで練習を始めます。
先生の話では、人によっては、何も車のない広い駐車場に連れていき、
その中を運転させる人もいるようです。
私の先生は、一般道路で車を停車し、私と交代しました。
最初ですから、ただひたすら走るだけです。
速度も怖くてそんなに出せません。
後方車に抜かれながらもどんどん走って行きます。
イギリスでは、教習車を見慣れているので、
普通に運転してる車もどう対応するかわかってます。
先生いわく、
「他の車は、君をよけてくれるから、君は自分の運転に専念しなさい」とのこと・・
練習を始めたばかりの初心者にとって運転が難しいところは、
すぐに先生が交代をしてくれ、又別の場所へ連れて行きます。
そして、また交代・・。
私が、驚いたのは、なんと山の上の道路でした。
イギリスの田舎はアップダウンが多く、
山の上でもなだらかなカーブや坂道があります。
でも、長く続くこの道は、練習に最適だそうです。
山の上はナショナルスピードリミットの表示があり、
結構早く運転しなくては行けませんでした。
本当に景色がきれいなところですけれど、
そんな事を気にしている余裕はありませんでした。
毎回自動車に乗るたびに下の写真のような用紙に先生が記録をとって下さいます
私の先生の場合は5段階評価で、
全部が5になれば、実技テストが受けられるそうです。